おはようございます。

ワオのメルマガ担当の松本です。

我が家はペット家系といいますか、私が子供の頃からペットの途絶えた時期が

あまりなく、いつも隣には、愛くるしい顔をしたペットが家族の心を癒し続けて

います。

ちなみに、我が家のペット遍歴は、こんな感じです。

犬(シーザー)→ハムスター(ハムちゃん)→猫(ミル)→猫(トム)→犬(ラン)

→犬(ルイ)

よく猫派とか犬派とか言いますが、我が家にはそういうのはないようで、

(毛のある動物なら何でも)好きで、今も飼い続けている、

雑食系ペット愛好家とでもいうのでしょうか。

ちなみに今飼っている動物は、我が家ではスター的存在となっている

ミニチュアダックスのルイ君です。

16歳ということですから、かなりの老犬です。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

ちなみに、この犬という動物は、日本では縄文時代から飼われているということ

ですが、絵画の世界でも度々登場しています。

日本画で犬の絵といえば、江戸時代の画家、円山応挙が有名です。

中でも、東京国立博物館蔵の『朝顔狗子図』は素晴らしいと思います。

杉戸に描かれているのですが、写生を得意とした応挙の手によって

犬の毛のふわふわ感が見事に表現されています。

同時代の画家では、伊藤若冲の『百犬図』は、面白いです。

142.7×84.2㎝の画面の中に犬たちがひしめき合っています。

ただ数えてみると、59匹で、100匹には届かない数ですが、

奇想の画家に相応しい奇妙な犬図ということが言えると思います。

犬は安産、多産の象徴でもあったことから、子孫繁栄を願って

このような絵が描かれたのではないかという説が言われています。

犬好きで絵画ファンの方には、ぜひとも見て頂きたい作品です。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

(告知)

今週、7月19日(金)20日(土)21日(日)の三日間、

エルガーラホールギャラリー7階で、『篠田桃紅 版画展』を開催します。

現在106歳。日本が世界に誇る世界的アーティストの一人です。

墨象という、抽象化された水墨の世界が鑑賞できます。

アートの素晴らしさを体験できる時間となることは間違いありません。

ぜひともご来場ください。

それでは、梅雨時のじめじめした日々が続きますが、

くれぐれもお体ご自愛ください。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+