おはようございます。
ワオのメルマガ担当の松本です。
今号では、先日、11月22日から24日まで愛媛県新居浜市の「銅夢にいはま」
で開催された『斉藤和展~このひとすじにつながりて」のレポートを
お届けしようと思います。
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今回のイベントでは、現代日本画の俊英、斉藤和先生が西条市の伝統的な
和紙である周桑和紙を使い、水墨画のライブペイントを行うということで、
各方面で大きな反響を呼んでいました。
ライブで制作された作品が西条市立東予郷土館に寄贈されることも決定しており、
イベント開催前日の11月21日には、西条市本庁でその寄贈式も行われました。
寄贈式では、東予郷土館の館長や教育委員会の方々より大変温かいにおもてなしを受け
ました。(ありがとうございます)
そして、西条市長からの感謝状と木盃を斉藤先生が受け取る場面には、同行させて頂い
た私も感無量。。。
ちなみにライブで制作れた作品のタイトルは『まぼろしの滝』に決定。
西条市の伝統和紙の上に描かれたのは、新居浜市にある清滝です。
清滝は、約10年前の大型台風の影響で川を挟んでトンネルの隣にあった
道路が土砂崩れのため封鎖され、今は山の上の限られた場所からでしか見られない、
まさに「幻の滝」です。
斉藤先生は、もみ紙という日本画の秘技によって、滝の周囲にある断崖を幽玄に
表現。風景に嘘をつかないの言葉通り、清滝の風景が周桑和紙の上に見事、浮か
び上がります。
この『まぼろしの滝』は、来年3月に、西条市立東予郷土館にてお披露目
される予定で、そのお披露目式も行われるとのこと。
もし行かれる機会があれば、ぜひお立ち寄り下さい。
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今回のイベントでは、愛媛県のお客様はもちろん、福岡県、広島県、さらに
Twitterで知ったという台湾からのご来客もあり、大いに盛り上げて下さいま
した。
周桑和紙の工房で日々、和紙制作に取り組んでいらしゃる
『手すき和紙 森田屋』さん、イベント中はご来場頂き、斉藤先生からの
突然の質問にも誠実に答えて頂いてありがとうございます。
そして福岡から駆けつけて頂いた作曲家のTさん、新曲の提供ありがとうございます。
おかげさまで、会場の雰囲気作りに大きな役割を演じてもらいました。
新居浜のイベントが大きな成功の中で終えることが出来たのは、
ひとえに支えて下さった皆様のおかげです。
謹んで御礼申し上げます。