【続、正常性バイアスからの脱却！】
まだまだコロナによる生活や事業への圧迫が続く中、新しい我が国の総理大臣が選出されようとしてますね。
直接投票で国民が選ぶわけではないので、自民党の中での整合性の力学で決まるのでしょう。
与党・野党の隔たりなく、何としても解決してほしいコロナの終息作業や壊滅状態の事業・産業の復興をはじめ、世界がドラスティックに変化する中、我が国の取るべき立ち位置の決定も難しい選択を迫られるようです。
いずれにしましても、政府や総理大臣、そして自民党にはあまり大きな期待は持たない方が良いと思います。
それよりも、前回お話をしました『正常性バイアス』から、我々国民が70年間の平和ボケを解消して、新しい危機感と価値観を構築する作業の方が急務であると考えます。
“コロナ終息以降”は、世の中が一変します。
今まで当たり前だったことが、当たり前でなくなるんですから。
こんな事は起きないだろう➡起きるんです！
今まで誰かが作った平和で幸せな生活や家庭の幻想は吹き飛んでしまいます。
だって、戦後、“所得倍増”と“日本列島改造”を口にした政治家はいましたが、“このような生活が未来の理想だ”とか“このような生活スタイルこそ目指すべきものだ”とか“幸せとは、このようなものだ！”とかは、誰も言ってませんし、教えられてません。
ただ漠然とモノによる充実感を追求し、時には欧米を真似て芸術に勤しみ、貧しい精神性を補ったりしてきただけです。
ただ、敗戦後の日本人は、敗戦の悔しさと失ったものを取り返すエネルギーを、国を復興するための力に変えていきました。
奇跡のような速さで戦後の復興を成し遂げました。
多くの企業も産業も、世界を相手に戦う力を備えていったのです。
これは、『目指したから』実現できたのです。
ココで大切なことは、“目標無きところに努力は存在せず”目標＝夢や希望です。
今の若者に、目指すべき夢や希望があるのですか？
もしあるならば、我々大人は若者らに、それらを目指すように指導・教育していますか？
してません。出来てません。
皮肉を込めて言わせていただけるなら、50年以上前に流行った“戦争を知らない子供たち”は今、残念ですが、良くも悪くも“戦争を知らない爺たち”へと変貌したんです。
結論、何が言いたいかというと、過去に一切捉われず、新しい時代の常識をしっかり認知し、新しい価値観と幸福感の下、目指すべき生活のスタイルや暮らし方の追及を人生の目標として設定すること。
簡単に言うと夢や希望を大いに語り、可能性の溢れる未来を子供から大人までが目指す事。
『目指す！』これが大事。
目指すべき『夢・希望』、これらをシラケず、腐らず、諦めず、夢中で追及すること。その若者たちを真剣に応援し、知恵と力を貸す事。
これは、寿命が延びた60歳以上の人間のこれからの使命となります。
そして、その知恵と力が、その国の発展の速度を決める大きな推進力となります。
最後に、やがて機械文明の機械に支配される愚かな人間を、今から何十年も前に予言しユーモアと警鐘を込めて“モダンタイムス”という名画を制作した、喜劇王チャップリンの言葉で締めくくります。
『人生なんて、恐れなければ素晴らしいものなんだよ。人生に必要なもの、それは勇気と想像力、そして少しのお金さ。』
*****************************
【NEWS】
『ART×FASHION ～アートとファッションのコラボレーション～』
Jean-Pierre AnpontanのアートがユニクロのTシャツ・UTに登場！
モノトーンテイストのシックな雰囲気の中にユーモアをあしらったデザイン。
グラフィックは随時追加中、カラーはホワイトとブラックの2色展開。
<<詳細をチェック>>
↓↓Jean-Pierre Anpontan初の書籍も絶賛発売中↓↓
