《懐かしい喫茶店》
皆様いかがお過ごしでしょうか?
わたくしは、毎日毎日コロナの話や救いようのないロシアや中国や北朝鮮の話を聞かされて、不愉快の極みに至っておる今日この頃であります。
“正気の保ち方”としては素晴らしい映画作品を鑑賞したり、ユーチューブやAmazonのプライムビデオやネットフリックスで昔の名作ドラマを観る事です。
あるいは、大好きな司馬遼太郎、浅田次郎、池波正太郎などの本を読み返すことかな。
特に“映画”に関しては、少々煩い方(自称 西日本一の映画通)ですので、次回VOL-16で触れたいと思います。
今回は喫茶店!
本当に今は少なくなったフカフカソファーで、薄暗いのに似合わないシャンデリアなんかがあって、熱いおしぼりが出てきて、マスターがサイフォンでコーヒー豆を煮立たせて、ずーっと有線放送がかかりっ放し、アイスコーヒーのタンブラーが銅製でメニューにエビピラフが必ずあって週刊誌やスポーツ新聞があるのは必須、落書きノートがあれば更に良く、テーブルの上には星座占いの小さな機械があって、壁には印象派の油絵の複製画か、宝石画と呼ばれた石で花々を表現した額が飾ってある。
玄関はドアを開けるとチリンチリンと音がするベルが鳴る。
このような喫茶店で青春を過ごしました。パスタではなく、スパゲティ・ナポリタン(鉄板のヤツ)とクリームソーダばかりを注文しました。
何時間でも居ました。
友と熱く語らいました。
今のカッコイイ横文字の喫茶やティールームなんかは糞食らえです!
居心地の悪い喫茶店は、平成と令和の底の浅い文化の象徴なのです。
もの思いに耽た時、彼女がいた時、彼女にフラれた時、何かを決意した時、いつも受け入れてくれた”僕のもう一つの勉強部屋”だった懐かしい喫茶店。
どの町にも少なくはなりましたが、一つや二つはまだ残ってるはずですよ。
何でもかんでも新しくすれば良いのではありません。
どうか、愛おしいものは出来る限り残していきましょうよ。
自分を思い出す装置でもあるのですから。
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