おはようございます。

ワオのメルマガ担当の松本です。

ついに2020年がスタートしました。

最近になって、東京オリンピックのアートポスターが発表されましたね。

浦沢直樹や荒木飛呂彦など漫画家の名が連なっているのが

最近の世相を表しているのでしょうか。

ちなみに、日本の漫画は、1814年の葛飾北斎の北斎漫画により、

「漫画」は戯画風のスケッチを指す意味の言葉として広まりました。

そう考えると、漫画は日本の伝統的な文化であり、

オリンピックのアートポスターとして採用されるのは当然のこと

なのかもしれません。

子供の頃、「漫画ばっかり見てると馬鹿になるよ」とよく言われていましたが、

これからは、「日本の文化を学ぶ意味でも漫画を読みなさい」という時代に

変わって来ているのかもしれません。

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さて、新年になりましたが、引き続き、「日本美術を知っていこう」の

第三回目を掲載しようと思います。

時代は、弥生時代から古墳時代へと移り変わります。

紀元後3世紀から8世紀までの時代で、あのミステリアスな前方後円墳が登場してきます。

高松塚古墳やキトラ古墳のような、石室に四神像を配した新しいタイプの古墳が美術史上の

注目を浴びることとなります。

奈良のキトラ(亀虎)古墳は、天井の星宿図が描かれています。

ちなみに星宿図とは、昔、中国で28宿に分けた星座のこと。

熊本県山鹿市のチブサン古墳も有名です。

これらの古墳に描かれた壁画は、魔除けの意味で、赤が基調になっています。

日本美術といえば、青が基調かと思わますが、実は古代においては、赤だったということが面白いですね。

このように、古墳時代の美術では、モチーフや色彩が、より意味をもち始め、

祈りと近接したシンボリックなものへと変わって行きます。

そう考えると、この次の時代に表れてくる、仏教美術への傾倒は、

その下地をこの時代に作っていたのかもしれません。

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1月になって出張が続き、メルマガの発行が遅くなってしまいました。

申し訳ありません。

今年のWAO!も、これまでにない、様々な企画をご用意しています。

このメルマガでは、そういうイベント情報も発信して行こうと思っています。

ぜひとも楽しみにお待ち下さい。

それでは皆様、まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれもお体だけは

ご自愛ください。