新年、あけましておめでとうございます!! ワオのメルマガ担当の松本です。 ついに、2019年が始まりました。 いったい、どんな一年になるのでしょうか。 アートの世界もだいぶ様変わりして来ます。 森美術館の館長、南條史生さんが面白いことを言っていました。 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 南條氏によれば、「AI(人工知能)が発達すると、労働生産性はかなり向上する。生活のために働かなくてもいい世の中になれば、人間にとって残された最大の課題は、死ぬまでの時間をどうやってつぶすのかになっていくでしょう。その時に求められるのがアートとスポーツだ」と言います。 ただ、悲しいかな日本では欧米諸国に比べ、アート作品を購入する人は少ない。 欧米は日本に比べるとアートを売買するコレクターも多く、マーケットも成熟しています。 作品の価値は資産として認められ、長年培った売買のシステムが価値を支えています。 これが本来あるべきアートと社会との関係だという見方からすれば、 日本はそれが非常に弱いことになります。 しかし面白いのは、日本ではアートを買う人が少ないかわりに、美術館を訪れる人が非常に多いということです。 つまり、アートに対する関心が決して低いというわけではないのです。 南條氏は、アートとは何かを考えることは、今、私たちが生きている社会を考えることにも通じると言います。 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 南條氏のお話を聞いて、みなさんはどのようなご感想を持たれたでしょうか? 確かなことは、これからの社会の中で、アートの持つ役割は、 我々が思っている以上に大切になってくるということです。 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 2019年は、翌年に東京オリンピックを控えた年でもあります。 まさにアートとスポーツという未来社会の大きなテーマが試される時です。 我々WAO!スタッフ一同、もう一度アートについて深く哲学し、 アートの可能性をどこまでも追及して行こうと決意を新たにしているところです。 どうぞ皆様、2019年のWAO!もよろしくお願い致します!! +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+