こんばんわ。
ワオのメルマガ担当の松本です。
春の足音が聞こえてきましたね。
みなさん、お元気にされていますか?
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先日放送された、テレビ東京の番組『美の巨人たち』はご覧になられましたか?
伊藤若冲の特集でしたが、改めてこの画家の凄さに驚かされました。
とにかく、緻密、そして、大胆!
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青物問屋を営んでいた若冲は、その真面目な性格から家業は順調そのもの。
絵は、趣味として取り組んでいただけだったのですが、やがて
絵画熱は最高潮に達し、齢40で家督を弟に譲り、自分は画家として
画業に邁進するようになります。
番組内で面白いと思ったのは、若冲がお金のことを考えずに絵を描くことが出来た
のではないかということです。
絵の具も当時、手に入りにくい高級なものを使っていたようで、色彩の鮮やかさは
そういうことも関係しているのかもしれません。
代表作『動植さい絵」に使われた『裏彩色』という技法も凄いですね。
表面だけではなく、裏面からも彩色することによって、絵表面に絵の具が染み出し
それが特別な効果を生む。
まさに徹底した絵画表現です。
今、東京都美術館で『奇想の系譜展』が開催されていますが、
入場すると若冲の作品がズラリと展示されているそうです。
うらやましい!!
伊藤若冲。。。
もしタイムマシンが発明されたなら、先ず真っ先にお会いした人物です。
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個人的には、狩野永徳や長谷川等伯の活躍した桃山美術の時代が好き
なのですが、江戸の美術も面白いですね。
みなさんの中でも、この時代の美術についてもっと知りたい!という
ご要望があれば、掘り下げて行きたいと思いますので、
いつでもメールにてご伝言ください。
よろしくお願い致します。
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最近は雨降りの日が多いようです。
車の運転にはくれぐれもお気をつけ下さい。
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